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「運動でダイエット」するときにスルーしてしまう盲点

健やかにやせる女性が続出している「カロリー貯金」とは

 さて、この人はここからどうするのか。

 もっと運動を増やすのか、食事を減らすのか、この体重を受け入れるのか。ということになります。

 さて、この人がこんな風になったらどうでしょうか。

・毎日毎日ジョギングしてるのに体重が減らなくてモチベーションが維持できない

・膝と腰が痛くて走れない

・異動で通勤時間が長くなりジョギングする時間が取れない

 どれもよくあることです。

 この時に運動を止めてしまったとします。

 先ほど書いたように、50kgの時の消費カロリーを1500kcalとして、摂取カロリーが1800kcalのままなら…。

 リバウンドという概念はカロリー貯金にありません。

 消費カロリーと摂取カロリーが釣り合っていれば体重が維持されるのと同じぐらい、消費カロリー<摂取カロリーの状態が続けば体重が増えるという普通のことです。

 誤解の内容に書き添えますが、運動が好きならすればいいんです。

 ボディメイクしたいなら筋トレは必須ですし。

【著者の見た目の変化】左から2008年63kg/2017年46kg/2018年52kg(ベスト体重)※「カロ貯」で、計画的な増減もできる!

 ただ、やせる(消費カロリーを増やす)目的だけで運動するのは非効率だったり、危険だったりするということ。

 今回の記事で伝えたかったのは、運動がダメとかカロリー管理がダメということでなく、それぞれが自分に合った方法でカロリー収支を管理すればいいんじゃないかということです。

 体型は(身長や骨格や遺伝の問題もありますから)選べないこともありますが、体重は選べます。

 体重を「たかが数値」と吐き捨てるのは自由ですが、私みたいに「されど数値」と思う人がいてもいいんじゃないでしょうか。

 私はこれからもカロリー貯金を続けようと思っています。

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ホネホネ ロック

ほねほね ろっく

1976年6月22日大阪市に生まれる。高校三年、ミュージカルのレッスンを開始。高校卒業後、アマチュア劇団や大阪市市民劇団などで舞台出演。97~99年、ニューヨークへ留学。2003年4月、上京し全国公演ミュージカルに出演。その後05年まで、ライブハウスのボーカルやサロンオーケストラの歌手として活動。05年結婚、06年出産。08年からは一般の会社で契約社員として勤務。13年春に64kgあった体重を12月には48kg まで落とす。ブログ「ホネホネ式カロリー貯金」を開設。過食・過活動・拒食などを繰り返し、体重も46kgから59kgの間で増減を繰り返す。16年3月から「カロリー貯金」を軸とした減量を始める。


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